スマイル治療院の ブログ

2020年3月26日(木)今週末の診療について


スマイル治療院は通常通り診療しております


27日(金) 12:00 ~ 22:00

28日(土) 12:00 ~ 20:00

29日(日) 12:00 ~ 20:00



現在、コロナウイルス感染拡大に伴い

治療院においても通常以上に消毒に努めております


● 体調が悪い

● 海外から帰国したばかり

● 罹患者と接触した

など何かご心配な点がございましたら

一度ご相談下さい

03-5579-2122



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2020年3月20日(金)東洋医学における人体の考え方⑳

引き続き「肝」の働きについてお伝えしていきます


< 肝の働き >


③ 筋をつかさどる


肝は「血」を適切に「筋」に配分することにより

筋の運動を支配する

ここでいう筋は、解剖学的に特定の部分を指すのではなく

筋の運動と指示の機能を指している

肝の働きが正常であれば

筋の運動機能がよく発揮されるということである

反対に肝の働きが損なわれると

● 筋が無力になる

● ひきつれて痛くなる

また逆に筋の疲労は肝に悪影響を与える

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また安静時には四肢の血が少なくなって

肝にしまわれているが

動き出すと肝はしまってあった血を

速やかに四肢にほどよく配分する

この働きが正常であると、四肢の筋肉は力強く運動し

頭に血がのぼりすぎる事もない

肝の働きが正常でなくなると

● 血が上逆する

● 上部への血の配分が悪くなる

以下の様な症状が発生する



④ 爪に反映する


爪は筋の余りであるとされている

筋とともに肝の状態をよく反映する

肝の働きが正常であると、爪は弾力があり

つやが良くて、赤味をおびている

正常でなくなると

● 爪の色つやが悪くなったり

● 酷い時には変形したりする

爪に縦すじが沢山入っていたり、薄くてはがれやすいなど

爪に異変が出やすい方は要注意です


変色した爪

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変形した爪

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2020年3月13日(金)東洋医学における人体の考え方⑲

前回までは五臓のうち「心」についてご説明してきましたが

今回からは「肝」についてお伝えしていきます


● 肝 ●

< 働き >


① 魂を蔵す


● 判断力や計画性などの精神活動を支配する

● 身体の活動を円滑に行わせたり、休息を指揮する

● 生体の防御にも係わっている

● 別名「罷極の本」ひきょくのほん

● 「将軍の官」(しょうぐんのかん)とも呼ばれている



肝がしっかりしていれば、内外の変化に

すばやく対応して適切な行動がとれるが

不健全だとイライラしたり、逆におどおどしたりする


体力の限界を越えても無理して働いてしまう

計画性が無くなりイライラしやすい場合などは

性格や思考だけの問題でない可能性も有りますので

落ち着いて体調を確認してみるのも良いかと思います




② 血を蔵す


肝は血液の貯蔵庫となり

身体各部の血液量を活動状況に応じて調整する

夜、臥床すると眠くなりやがて眠りにつくのは

多量の血が肝に還流し、脳にゆく血が

少なくなるからである

肝の働きが衰えると、この働きがうまくいかなくなり

安眠出来なくなる



日頃から、なかなか眠れない

→ 入眠困難(にゅうみんこんなん)

本来起きる時間よりも早くに目が覚めてしまう

→ 早朝覚醒(そうちょうかくせい)

場合等は、肝の働きが正常に働いていない現れです


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続)

2020年3月6日(金)東洋医学における人体の考え方⑱

前回からの「心」についての続きをご説明していきます


< 心の働き >


⑤ 心の液は「汗」である


心は五行の表において「火」に配当される

火の性質は「暑熱」であり、暑熱により汗が出る

暑熱(しょねつ)


心の働きがしっかりしていれば、暑いときや

運動、労働をした時等に、ほどよく汗が出る

心の働きが不健全になると、出るべきときに汗が出なかったり

→ 無汗(むかん)

反対にむやみに汗が出てしまうようになる

→ 自汗(じかん)


普段から、運動しても全然汗が出ない方や

ちょっと食事をしただけで、異常に汗をかいてしまう方も

いらっしゃいますね

そういった症状は「心」の働きが落ち着いていない現れです

ちなみに、睡眠中は誰しもコップ1杯分の汗をかくと

言われていますが

睡眠中にTシャツがしぼれる程の汗をかいてしまう

そして目覚めると汗がとまる状態の事を

東洋医学においては、盗汗(とうかん)と呼びます

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「心」には補佐する器官として「心包」というものが有ります


● 心包(しんぽう) ●


心包とは、君主たる心がもっとも信頼する器官で

心を包んで保護し

心に替わって邪をうける

また喜怒哀楽などの感情を発露する

が内外の邪によって損傷されると、神が去ってとなる

そのため心包は、心が滅多なことで損傷される事がないように

外衛となって守っている


心包は別名で、心包絡(しんぽうらく)と呼ぶ

東洋医学では、虚血性心疾患など現代医学で

心臓病としているものの多くを、心包絡の病と考える

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記事履歴

2020年3月26日(木)今週末の診療について

2020年3月20日(金)東洋医学における人体の考え方⑳

2020年3月13日(金)東洋医学における人体の考え方⑲

2020年3月6日(金)東洋医学における人体の考え方⑱

2020年2月28日(金)花粉治療おこなってます!

2020年2月21日(金)東洋医学における人体の考え方⑰

2020年2月14日(金)東洋医学における人体の考え方⑯

2020年2月8日(土)東洋医学における人体の考え方⑮

2020年2月1日(土)2月休診日のお知らせ

2020年1月25日(土)東洋医学における人体の考え方⑭

2020年1月18日(土)東洋医学における人体の考え方⑬

2020年1月8日(水)ユニオンペイ決済が追加となりました

2020年1月1日(水)謹賀新年

2019年12月24日(火)東洋医学における人体の考え方⑫

2019年12月15日(日)東洋医学における人体の考え方⑪

2019年12月8日(日)年末年始のご案内

2019年12月4日(水)(電子マネー)スタートしました!

2019年12月1日(日)本日(キャッシュレス)スタート!

2019年11月22日(金)東洋医学における人体の考え方⑩

2019年11月16日(土)12月キャッシュレス開始のお知らせ

2019年11月3日(日)東洋医学における人体の考え方⑨

2019年10月28日(月)11月休診日のお知らせ

2019年10月21日(月)東洋医学における人体の考え方⑧

2019年10月11日(金)週末の診療

2019年10月5日(土)東洋医学における人体の考え方⑦

2019年10月1日(火)本日より外税スタート致します

2019年9月28日(土)東洋医学における人体の考え方⑥

2019年9月21日(土)東洋医学における人体の考え方⑤

2019年9月14日(土)価格改定のお知らせ

2019年9月6日(金)東洋医学における人体の考え方④