スマイル治療院の ブログ

2019年6月15日(土)脳血管障害④

今回は「脳血栓」の(3)番目である心原性脳塞栓症に

ついてお話していきます



(3)心原性脳塞栓症


心臓内にできた血栓がはがれて脳動脈に流れ込み

血管を詰まらせる梗塞

原因のほとんどは「心房細動」によるものです

「心房細動」とは本来人間の心臓は自分の意思とは関係なく

一定の規則的リズムで動いていますが

その心房が規則的に収縮せずに震える状態を差します

震えて不規則な電気活動を起こす事を「不整脈」と呼びます

心房細動をおこすと肺から戻ってきた血液が左心房の中で

よどんで血栓が出来やすくなり、その血栓が脳に運ばれていくのです

ブログ画像



< 特徴 >


● 脳梗塞の中で最も大きい梗塞が出来る

● 前もって兆候がなく突然発症する事が事が多い

● 発症すると重症化しやすく後遺症が残りやすい

  場合によっては意識不明や死亡にいたる事もある

● 別名(ノックアウト型脳梗塞)とも呼ばれている

● 以下の疾患を持ち合わせている方に起こりやすい

       ↓

 

①リウマチ性心臓弁膜症

② 非弁膜性心房細動(NVAF)

③ 急性心筋梗塞

④ 拡張型心筋症

⑤ 卵円孔開存


しかしながら上記の疾患を抱えていない人でも

起こりうる可能性は有りますので、元々高血圧などの

器質がある方は注意しましょう



< 症状 >


基本的に症状は他の脳梗塞とほとんど同じです

日常生活の中で手足などに麻痺あらわれた場合は

片手だけなのか両手なのか?

左半身なのか右半身なのか?

手だけか足だけか?

しっかり把握してみる事がオススメです


沢山歩いた翌日に片足だけ感覚がおかしい

寒い場所で冷やし過ぎて手の感覚が無いなどは

腰をはじめ他に原因がある場合も有りますが

痺れや麻痺が突然で原因が見当たらない場合には

すぐに病院で相談しましょう

ブログ画像

2019年6月8日(土)脳血管疾患③

前回は「脳血栓」が3つの種類に分かれ

その中でも(1)アテローム血栓性脳梗塞についてお話しました

今回はその続きで(2)ラクナ梗塞についてお伝えしていきます



(2)ラクナ梗塞


脳深部の極めて細い血管がつまって起こる

アテローム梗塞は脳の太い血管が詰まって発生しますが

ラクナ梗塞はそれよりももっと末端

脳に酸素や栄養を送り届ける役割をしている

枝分かれした細い血管に発生する限局性虚血性病変


ラクナとは(小さなくぼみ)という意味で

脳細胞が壊死しておこる梗塞を「ラクナ梗塞」と呼びます

小さな梗塞が同時に幾つか出来る事も多く

余り症状の出ない微小梗塞が多発する場合も多い



< 特徴 >


① 最も多い脳梗塞

脳梗塞の半数近く占め、日本人では最も多いタイプです


大きさが小さい

小さなものでは3~4mm

大きなもので15~20mm


 夜間や早朝に発生しやすい

朝起きてみたら、手足がしびれたり力が入らない

※ 起床時に手に力が入りにくくなる疾患は

  脳以外にもいくつかありますので判別に注意

言葉が出にくくなる等の症状が出るケースが多い


 高齢者に多い

加齢によっておきやすい梗塞ですが

高齢者の場合は健康な方でも無症状で

影響のない微小な梗塞を持ち合わせている場合も多いです

この場合は、そのままにしておいても

大丈夫な場合も有りますので、まずはお近くの

医師に相談してみましょう

ブログ画像

記事履歴

2019年6月15日(土)脳血管障害④

2019年6月8日(土)脳血管疾患③

2019年6月1日(土)5周年のご挨拶

2019年5月25日(土)脳血管疾患②

2019年5月18日(土)脳血管疾患①

2019年5月11日(土)ギフトカードはじめました!

2019年5月1日(水)令和元日

2019年4月27日(土)足の痛み㉑外反母趾

2019年4月20日(土)足の痛み⑳外反母趾1

2019年4月13日(土)GW診療のお知らせ

2019年4月6日(土)足の痛み⑲骨端症2

2019年3月30日(土)足の痛み⑱骨端症

2019年3月23日(土)足の痛み⑰モートン病

2019年3月16日(土)足の痛み⑯踵骨棘

2019年3月9日(土)新しいお灸入荷しました!

2019年3月2日(土)足の痛み⑮アキレス腱滑液包炎

2019年2月23日(土)足の痛み⑭アキレス腱滑液包炎

2019年2月16日(土)足の痛み⑬有痛性外脛骨障害

2019年2月9日(土)足の痛み⑫有痛性外脛骨障害