スマイル治療院の ブログ

2017年12月16日(土)手首の痛み①TFCC損傷

一概に「手首の痛み」と言っても、原因は様々です

以前は手根管症候群による手首の痛みについてお話しました

今回は手首の小指側の手首から前腕の痛みが症状の

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)についてお話します


(三角繊維軟骨複合体)とは大きく区分して以下の3つの軟部繊維を差します

● 関節小指側の靭帯

● 掌側と背側の橈尺靭帯

● 三角繊維軟骨

( 役割 )

● 手首小指側の安定性を作

● 衝撃を吸収するクッションの役割

● 遠位橈尺骨間の動きを制御する

● 手首の動きを円滑にする



<TFCC損傷の症状>

① 関節小指側の痛み

② ペットボトルのキャップを開けるのが辛い

③ ドアノブをひねると痛い

④ 手首をひねる時、クリック感がする

⑤ 手をついて体重をかけると痛い

⑥ 手首を尺屈させると痛い

⑦ テニスやゴルフでボールが当たる瞬間が痛い

⑧ 手首の不安定性を感じる(グラグラ感)

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<発生機序>

① 転倒で強く手を衝いた

② 手関節のオーバーユーズ

③ 手関節の変性

④ 手関節から前腕にかけて強いねじれ外力

特に回内力が加わった時に発生しやすい

テニス・ゴルフ・野球・バスケなど



ご自分ではスポーツもしないし、特別な原因は見当たらない…という方も沢山いらっしゃいます

しかし普段から手をよく使うお仕事等をしてらっしゃる方は、日々の使い過ぎによって摩耗していた靱帯が

微細な外力によって、TFCC損傷をひきおこしてしまう事もあります

又加齢や昔の骨折など怪我によって、骨の変性が起きてしまっているケース

もしくは、生まれつきの骨の長さによって痛みを引き起こすケースもあります

これを「尺骨突き上げ症候群」と言います

続)

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2017年12月13日(水)年末年始のご案内

12月31日~1月3日

休診させて頂きます


年末は12月30日22時まで

年始は1月4日(木)12時よりスタートとなります

もし休診日に診療ご希望の場合は、事前にご相談下さい

宜しくお願い致します

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2017年12月9日(土)お腹の痛み⑤過敏性腸症候群(ストレスマネージメント)

前回は投薬と食事における治療法をお話しました

今回は日常における過敏性腸症候群の治療法についてお話します


● ストレスマネージメント ●

便秘も下痢も腸の機能不良という意味では同じです

そして腸はストレスに対して非常に過敏に反応する為、過敏性腸症候群とストレスとの関係はきっても切れません

ストレスの原因が除去出来る場合は良いですが、現状を変えられない場合は自分なりの精神安定法を見つけていきましょう

幾つか方法をご紹介していきますので、ご自分に合った方法を見つけて頂ければ幸いです



< 腹式呼吸でゆっくり深呼吸をする >

① 腹式呼吸とは、鼻から大きく息を吸ってお腹を限界まで膨らませます

② 今度は口から大きく息を吐きお腹を出来るだけへこませていきます

③ 吐く時は吸う時の倍の時間をかけていきます

④ 息を吸った時は、充分吸った所と思う時点からもう一息吸ってみると良いでしょう



< 自律訓練法 >

① 自律訓練法とは(自分の身体に充分意識を向けてトレーニングする)事によって(自分自身で精神と肉体の弛緩が出来る)という自己催眠法

② ストレス緩和に効果があると言われています

③ 心身症や精神障害の治療にも使用されているので、本格的に挑戦してみたい方は一度心療内科の受診をお勧めします



< 紙に書きだしてみる >

① その日あった嫌な事、頭にきた事、今自分が思ってる気持ちを全部紙に書きだす

② 箇条書きで書きなぐっていくだけでもスッキリする場合もあります

③ 又今自分が(何に対して不満があるのか)(改善策はあるのか)(自分の本当の気持ち)等を客観的に観ていく事が出来ます



< 軽い運動をする >

① 人間の身体は筋肉が活動すると脳も活性化する

② ストレスの居場所は「心」であり「脳」ですから、脳を活性化する事はストレス緩和に効果的

③ 運動する時は頭を使わず何も考えないで、身体を動かすと良いです

④ 無理のない範囲で、軽い散歩やストレッチからはじめてみましょう



● その他注意するべき点 ●

① 規則正しい生活をする

② 身体(特にお腹)を冷やさない様にする

③ 疲労を溜めない様に、睡眠をキチンと取る

④ おならや便を我慢しない



腸の疾患が原因で「過敏性腸症候群」を発症する方もいらっしゃいますが、多くの方は小さい事の積み重ねで症状が悪化しています

まずは生活の小さい事から意識して、健康なお腹を目指しましょう

東洋医学においては腸の機能を上げるツボ、心を安定させるツボもございます

なかなか症状が改善しなくてお困りの方は、自律神経鍼灸治療も行っておりますので一度ご相談下さい 

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2017年12月6日(水)お腹の痛み④過敏性腸症候群(治療法)

過敏性腸症候群の症状や腸のしくみについてご説明してきましたが、今回は治療方法です

治療方法も様々な方法がありますので、今回はその中でも「投薬治療」「食事」についてお話していきます



< 投薬治療 >


① 緩下薬・下痢止め薬・消化管機能改善薬 を服用する

② 下部消化管に選択性の高い抗コリン薬・消化酵素薬を投与する

③ 便の水分バランスを調節するポリアクリル系樹脂製剤治療薬を投与する

→ ポリアクリル樹脂製剤は、下痢時には余分な水分を吸収し、便秘時には容積が大きくなる事で排便を促す

④ 精神的要因が強い場合には、精神安定剤等を投与する

→ その他心理療法や認知行動療法、自律訓練法(生活治療にて詳しく記載)などもある

⑤ 漢方薬を投与する 

→ 漢方薬も種類がとても多種ありますので、病院でご相談してみるのが良いと思います


※ 薬の飲み合わせが悪くて、過敏性腸症候群を引き起こす場合もあります

  数種類の薬を同時に服薬する場合には、医師に相談しましょう



< 食事 >


① タバコの摂取・アルコールの過剰摂取を避ける

② 暴飲暴食を避け、腹八分目で食事を切り上げる

③ 食事と食事の時間間隔を空け過ぎない

④ 夜遅い時間に食事をしない(睡眠に入る3時間前には夕食を済ませる)

⑤ インスタント食品・ファーストフートだけの食事は避ける

⑥ コーヒーやカレーなど香辛料の強いもの、刺激が強い食べ物は避ける

 白湯を飲む

→ よく「水を沢山飲む事は健康に良い」と言われますが、冷たいお水よりもぬるめや温かいお湯で水分を摂取しましょう


⑧ 温かい食べ物を摂取する

→ 野菜を食べるのでも、冷たいサラダではなく温かい煮物等が良い


⑨ わかめ・もずく・ひじき等を摂取する

→ 水溶性食物繊維の海藻類は、腸の負担が少なく便を作りやすくします


⑩ 温かいうどん・そばがおススメ

→ 食欲が無い・食べるとすぐ下してしまう場合は体力が落ちてきてしまいますので、消化が良くて喉を通りやすくエネルギーに替わりやすい麺類を摂取すると良いでしょう


⑪ 乳酸菌を摂取する

→ 腸内には善玉菌と悪玉菌が存在しますが、悪玉菌が多くても善玉菌も多い場合大きな問題はない様ですが、善玉菌が少なくて悪玉菌が多い場合は、の機能不良が出るケースが多いです

まずは乳酸菌(善玉菌)の摂取を心がけると良いでしょう

しかしながら、下痢型の方がヨーグルトなどを沢山摂取してしまうと症状が増幅してしまうケースもあります

そういった場合は固形のチーズや発酵食品(キムチや漬物など)など食品から摂取する

又最近は色んな種類のサプリメントも販売されているので、ご自分の身体に合う摂取方法を探していくと良いと思います

あくまでも私の個人的な趣向では「飲むヨーグルトCa」をよく飲んでいます

善玉菌と悪玉菌の割合は、血液検査で判別する事が可能です

また悪玉菌が多い方は、おならや便の臭いのも特徴です

悪玉菌は臭いの原因となる有毒ガスを作っているので、いつも強い臭いがする方は気を付けた方が良いでしょう

続)

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2017年12月3日(日)お腹の痛み③過敏性腸症候群(大腸)

< 大腸 >

小腸から続く消化管で、小腸より太く短い 長さは役1,6メートルほど

大腸は「盲腸」「結腸」「直腸」の3つに区分される



(1)盲腸

● 小腸の一番下にある回腸から繋がる

● 盲腸の後ろ側には「虫垂」が先端を上に向けて存在している

● 一般的に「盲腸」と言われる虫垂炎の症状は、この「虫垂」の中で閉塞がおこり、二次的に細菌感染を起こす化膿性の炎症を差す

● つまり「盲腸」とは、大腸の一部

● 盲腸になると、右腹下部が激しく痛む


<働き>

● 大腸にいる善玉菌の量や組成(腸内細菌叢)を正常に保つ

● 小腸の最も下である回腸と盲腸の繋ぎ目には「回盲弁」(バウヒン弁)というのがあり、内容物が小腸に逆流する事を防ぐ



(2)結腸

● 上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸に4分割される

● 長さは約1,5メートルで、大腸のほとんどは結腸で出来ている

● 腹部の中で四角形の様な形を形成


<働き>

● 小腸で吸収されなかった繊維質などを分解して吸収

● 小腸から大腸に送り込まれた消化物の水分を吸収し、大便の形を整える



(3) 直腸

● 骨盤隔膜をつらぬいて肛門管となり、さらに肛門として外部に開いている

● 長さは約20センチ

● 肛門管の粘膜下において、うっ血拡張して静脈瘤を作る事がある

● 静脈瘤による結節上隆起が、一般的に言われる「痔」である


<働き>

● 便が結腸から直腸に移行してくると腸の収縮反射(排便反射)が起こり、意識的に外肛門括約筋をゆるめて排便が行われる

● 排便反射は数分で消えてしまう為、便意が消えてしまう事を続けるのは便秘に繋がる

● 直腸反射(便意)を感じたら、我慢せずにトイレに行きましょう

続)

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記事履歴

2017年12月16日(土)手首の痛み①TFCC損傷

2017年12月13日(水)年末年始のご案内

2017年12月9日(土)お腹の痛み⑤過敏性腸症候群(ストレスマネージメント)

2017年12月6日(水)お腹の痛み④過敏性腸症候群(治療法)

2017年12月3日(日)お腹の痛み③過敏性腸症候群(大腸)

2017年11月29日(水)お腹の痛み②過敏性腸症候群(小腸)

2017年11月26日(日)お腹の痛み①過敏性腸症候群(症状)

2017年11月23日(木)膝裏の痛み②膝窩筋炎

2017年11月18日(土)膝裏の痛み①膝窩筋炎

2017年11月15日(水)インフルエンザ予防接種のオススメ

2017年11月9日(木)頭の痛み⑥群発頭痛

2017年11月6日(月)皆様へのお願い

2017年11月1日(水)頭の痛み⑤片頭痛(治療)

2017年10月29日(日)頭の痛み④片頭痛(種類)

2017年10月25日(水)頭の痛み③片頭痛(症状)

2017年10月19日(木)頭の痛み②緊張性頭痛(治療)

2017年10月13日(金)頭の痛み①緊張性頭痛(症状)

2017年10月9日(月)足底の痛み②足底筋膜炎(治療)

2017年10月5日(木)足底の痛み①足底筋膜炎(症状)